2013年3月12日火曜日

アイデアだけ、の価値

アイデアだけ、意見だけ、愚痴だけ言うのに価値など無いです。
実施しないと。

アイディアには価値が無い。エグゼキューションにこそ価値がある。

「ビジネスアイディアだけでベンチャーキャピタルからお金を調達する事は出来るのか?」これに対して、ベンチャー・キャピタリストのデービッド・ローズが答えを書き込んでいた。
これによると
 アイデアの価値(-1~$20) x 実施状況の価値(1~$10,000,000)
となっている。

アイデアだけだと、たった$20でしかない、というのには大いに頷ける。 




まあ僕の場合、特に、この左の表はこうなるかな。


 どうしようもないアイディア      マイナス$1
 イマイチなアイディア             $1 ⇒ $0.1
 まずまずなアイディア             $5 ⇒ $1
 良いアイディア               $10
 すごく良いアイディア            $15 ⇒ $100
 超いけてるアイディア            $20 ⇒ $200


すごく良いアイデアは、うまく実施してスケールさせれれば、大ヒットになるんじゃないだろうか。なので、もっと評価しても良い。なので$100以上。
すごく、と超いけてるの差が少ないのは、あとは実施次第、ということ。
どうしようもないのは、聞く時間がもったいない。なのでマイナス。

逆に、イマイチなアイデアを、なんとか必死で継続している会社や事業(ゲーム開発も)って多い。その価値を認めてしまうから、不良債権、ゾンビ企業・ゾンビプロジェクト・デスマーチが発生してしまうんじゃないか。なので$0.1。

まあ、何が良いか、イマイチかっていう定義の問題かも知れない。
それも、僕の場合こうです。


イマイチなアイデア…
ふ~ん、いいんじゃない?(誰でも考え付くよね。まあ、頑張ってるしそろそろ認めてあげようか。)

へえ、新しいね。(でも、本当にニーズはあるのか…?新しければいいってもんじゃないよね。ターゲッティングとか言って絞ってるけど、マスにリーチできるアイデアが出なかった言い訳なんじゃね?本当にリーチするのか?100人ぐらいターゲットに路上インタビューぐらいしたんだろうな?プランナーなら当然するよね。)

へえ、確かにアレより良いね。(二番煎じ。新しいアイデアを考える気はないのか…。また同じようなものを出して、果たしてニーズはあるのか…。あるゲームを遊んで、良くなかったから同系統でより良いものを探す人って、どのくらいいるの?)

とりあえず無いパターンだし、興味深いね。一度やってみたい。(何かを組み合わせて無いパターンを作っただけだよね。それが面白いかどうか、やってみなくても、想像してわかるんじゃね?実のところあまりいいとは思えん・・・。)


すごく良いアイデア…
・これ、めっちゃ面白そう!最初から惹き付けられる。そしてたぶん、わりと多くの人に受け入れられる!ゲームシステムはそこそこだけど、世界観や設定の引きが良くて、それがゲームにもよくマッチしている。どうなるか、先を知りたいな。…という、惹きと世界観とゲーム性の結びつきパターン。

・なるほど。だから、こうなのか。合理的だし、感性的でもある。何よりそれぞれの理由が人間心理と欲求をついている。それがマネタイズまで結びついている。社会心理学などの引用も興味深いから、その仮説は思い込みでは無いのだろう。え?社内でもう、スタッフ全員に聞いてきた?で、多くの共感を受けた?…という、人間心理と欲求に根ざしたパターン。

・確かに、今そういう流れな気がする。そういえば、10年前も違う業界だけど、同じような流れがあった。勝ちパターンだ。え?もう路上で100人にリサーチしてきた?さらに、女子大生5~10人を10組あつめてインタビューもして、好評だった??…という、勝ちパターンをタイミングよく再現したパターン。




以上、
アイデアだけでなく実施しようアンド、でもイマイチなアイデアではダメだしではどんなのが良いの?、という話でした( ゚_ ゚ )


2013年3月5日火曜日

CatapultKingが面白い


アプリのカタパルトキングが面白い。久しぶりにアプリに本気ではまっています。


Catapult King(itunes)


パブリッシャーは安定のChillingo。有料アプリ。
なお、ソーシャルでもパズドラでもありません。


投石器で硬いボール弾を投げて、敵の砦を壊し、敵兵士を全滅すればステージクリアという「物理パズル」。
指先で方向と強さを微妙に調整して発射する。どこに当てればどう崩れて・・・と考えるのが楽しい。ビリヤードみたいな楽しさ。


ステージには、ギミックがいくつか用意されています。
あのレイダース(岩のボール)に当てれば一発で全部崩せそう…、とか。
なお、飛ばせるボール弾は複数種類あります。通常、強力、爆発、分裂など。
ステージで使える種類と順番は設定されています。



ステージも多数用意されているし、クリアするだけでなく、いかにクリアするか?でやり込めます。
一発でクリアできるとゴールド王冠になるので、全部ゴールドにしたい!と思って一からやり直したり。


弾がメテオ弾になる、等のアイテムも幾つかあります。
それを利用するには魔法ポイントが必要で、不足すれば課金で補充できる。
けど使いません。一発でクリアしてゴールドを目指したいので。
課金には失敗していると思う。

…そんなわけではまってますが、これをソーシャルゲームや、パズドラ型RPGにアレンジできるかどうか??


空前のブームとなっている「パズドラ」を目指して各社ネタ探しにやっきになっていると思いますが、僕もその一人です。

パズドラとは、言うまでもなく「パズル」+「カードバトル的RPG」、です。

この「パズル」部分は、カタパルトキングの「投石器で敵の砦と兵士を破壊」でしょう。


残りの「カードバトル的RPG」にアレンジする、ポイントはどこか??
1・1ステージが短時間であっさりしているか。同じステージを何度も遊べるか。
2・ガチャ・合成して強くするポイントはどこか。複数のガチャアイテム(イコン)を用意できるか。
3・腕前だけでなくガチャ・合成にも頼りたくなるステージのゲームデザインに出来るかどうか。
等かと思います。

1は良いでしょう。
2は…。
複数のボール弾を、多種多様に用意できるのか??

パズドラやカードバトルの各イコンは、絵は違うけど、基本的にアクションは同じ(敵に攻撃するのみ)で、ゲームに影響する違いは「攻撃力・防御力・属性・コスト」という数字です。
このゲームでもそれを無理やり設定できるのか。

攻撃力・防御力…兵士へのダメージ量、砦へのダメージ量、貫通力?
…こう考えた時点で、「一撃で壊せないのなら、かなり物理パズルじゃ無くなってくるよね…」となり、萎えてきましたが…続けましょう。

属性をつける…砦の材質別相性、対兵士の相性を設定する。
…カタパルトキングは、ステージで使えるボール弾の種類と順番はあらかじめ設定されているので、だからこそ「どこに発射するか」だけのパズルとなっているのが、シンプルで良いデザインとなっています。

これが、「ステージごとにデッキチェンジ」というゲームになるということでしょう。
…考えるのが面倒ですが…、まあステージ開始前に多少の選択の余地があるのは良いでしょう…。

コスト…カードバトルやパズドラではデッキとして同時に複数枚投入するから、デッキコストの意味があるけれど。このゲームでは??

また、肝心のビジュアル面。
イコンが「ボール弾」では、購買欲が高まりません。ポケモンで、モンスターボールそのものを集めて戦うようなものです。

これを、モンスターにするか、人間・美少女?にするのか??
それが、ボールになるの?そのまま飛ぶの?

…なかなか様にならなさそう。

3の「合成・ガチャに頼りたくなるゲームデザインに出来るか??」もやっかいです。

たとえばあるステージで、「なかなか今、自分が所有しているボール弾ではいろんな飛ばし方を試したけど突破できない」と思った時点で、
A:ガチャを回しに行くのか
B:もっと合成して、強くしにいくのか
C:デッキを変更しに行くのか(別のボール弾にする)
D:もっと飛ばし方を考えて試すのか
このあたりのバランスが難しそうです。

そもそも「カタパルトキング」は、自分的には、「一発でクリアできるはず」というところに魅力を感じています。

それが、Bの合成、すなわち「破壊力次第」になることを許せるのか。

また、Aのガチャ、すなわち「今、所有している組み合わせでは、どうあっても無理かも(ガチャするしかない)」という状況を我慢できるのか…。

…そのステージをクリアするために、多種多様なボール弾が用意されているガチャを回して、果たして意中のボール弾がゲットできるのかどうか…。

そもそも、「カードバトルRPG」にはDの要素が無いからこそ、Bの合成をやりきってAのガチャに行き着く時間が短いため、ガチャ売り上げに結びつくのです。

となると、このモデルは相当リスキーだと想像できます…。

まだ発想が足りないだけかもしれませんが、ざっと考えるとこんなところです。

…何でもかんでも、綺麗にパズドラに出来るわけではないでしょう。
気をつけねば。( ゚_ ゚ )









2013年3月4日月曜日

ちょーぐると


【送料無料&クーポン利用で1680円☆】 進化した乳酸菌ヨーグルト! ちょーぐると 100,000mg(約1ヵ月分)

↑すごい。

購入ボタンまで50ページはある。

畳み掛けるような売り文句。

これで買わなきゃ人じゃない。w

最初にいきなり、今、ランキング1位とかっていうアピールに始まり・・



すっすごいっ!どんな商品?
と思わせておいて、

次に、どれだけの量売れたかというアピール・・・



すごい!大量に売れてるんだ!?

・・・というか、実は商品点数ではなくて、重さでアピールして、数字を巨大化しているのだが。


しかし、
正直、まだどんなヨーグルトなのか分からないのだが。



そして、ようやく中身の説明が・・・。




それも、とても強くたくましい表現で、大きなメッセージとしてアピール。
このたくましさで10ページも続く。

分かった、分かった、でも本当かなあ?

と思ったところで、次はお客様からのレビューを、いいレビューのみ取り上げて、いい表現のみ強調してアピール。



これが5ページぐらい続く。

あ~そうなんだ~他の客も評価してるんだ~、
こういう効果もあるんだ~、
という気になってくる。

そしてまた!
畳み掛けるように、つよくたくましい、中身の説明が10ページくらい・・・。


今度は、「お客様への問いかけ」そして「答え」であるとか、ついつい惹き付けられる文章で、展開もストーリー性も見られます。

まあ、同じことを何回も説明しているように見えるのだが・・・。

そしてまたまた!

お客様からのレビュー5ページぐらい続く。





そして、またまた!

商品の説明がたくましく、10ページぐらい続く。
(文面は微妙に変えてある。間違い探し程度に。)



そしてようやく、商品の値段がはっきりと。
それも、期間限定のキャンペーン価格を先にでかくでかく提示。


(このキャンペーン期間3/8日までが終わったら、続けるのか非常に興味あるw)
そしてようやく楽天の購入ボタンが・・・。


お疲れ様でしたw

この宣伝欲、いやノウハウ?
見習いたい。( ゚_ ゚ )

#ちなみに、ただ今の順位は食品で22位でした。