という東大准教授の記事がバズってます。
これは面白かったけど、共産党が第3位ってのに脅威を覚えて(国政じゃなくて良かった・・・)、最近読んだこれを思い出しました。
まったく同じ意味では無いのだけど、面白いので、聞いて( ゚_ ゚ )。
コンドルセのパラドックス
選好順序(X>Y)で、多数決して、決めよう・・という場合、
旅行に行こう。最も行きたい都市は?
Aさん:ニューヨーク>ウィーン>パリ
Bさん:ウィーン>パリ>ニューヨーク
Cさん:パリ>ニューヨーク>ウィーン
と意見が分かれたとき・・
Q1:ニューヨークとウィーンのどちらを選ぶか
A、Cによりニューヨーク となる
Q2:続けて、こちらも比較しましょう。ニューヨークとパリのどちらを選ぶか
B、Cによりパリ となる
すべて比較したのでパリに決定・・パチパチ。
しかし!最初のQを変えてみると
Q1:ニューヨークとパリのどちらを選ぶか
B、Cによりパリ となる
Q2:いいですね。続けて、こちらも比較しましょう。パリとウィーンのどちらを選ぶか
A、Bによりウィーン となる
すべて比較したのでウィーンに決定・・?!
・・と、民主主義の大原則「経路同一性(どのような順番でも同じ人が勝つ)」を保つことが出来ないことがある。
ボルダのパラドックス
複数の選択肢から、1つを選ぶ場合(よくある選挙)・・民主主義が崩れることがある。
7人で
A>B>C
A>B>C
A>B>C
B>C>A
B>C>A
C>B>A
C>B>A
と意見が分かれたとき、もっとも行きたい都市1位はAだが、行きたくい都市1位もAとなってしまっている。
「過半数に満たなければ決選投票」の矛盾
A>B>C
A>B>C
A>B>C
B>C>A
B>C>A
B>C>A
C>A>B
と意見が分かれたとき、決選投票の結果Aとなるが、もっとも行きたくない都市1位もAとなる。
選好順序(X>Y)で、多数決して、決めよう・・という場合、
旅行に行こう。最も行きたい都市は?
Aさん:ニューヨーク>ウィーン>パリ
Bさん:ウィーン>パリ>ニューヨーク
Cさん:パリ>ニューヨーク>ウィーン
と意見が分かれたとき・・
Q1:ニューヨークとウィーンのどちらを選ぶか
A、Cによりニューヨーク となる
Q2:続けて、こちらも比較しましょう。ニューヨークとパリのどちらを選ぶか
B、Cによりパリ となる
すべて比較したのでパリに決定・・パチパチ。
しかし!最初のQを変えてみると
Q1:ニューヨークとパリのどちらを選ぶか
B、Cによりパリ となる
Q2:いいですね。続けて、こちらも比較しましょう。パリとウィーンのどちらを選ぶか
A、Bによりウィーン となる
すべて比較したのでウィーンに決定・・?!
・・と、民主主義の大原則「経路同一性(どのような順番でも同じ人が勝つ)」を保つことが出来ないことがある。
ボルダのパラドックス
複数の選択肢から、1つを選ぶ場合(よくある選挙)・・民主主義が崩れることがある。
7人で
A>B>C
A>B>C
A>B>C
B>C>A
B>C>A
C>B>A
C>B>A
と意見が分かれたとき、もっとも行きたい都市1位はAだが、行きたくい都市1位もAとなってしまっている。
「過半数に満たなければ決選投票」の矛盾
A>B>C
A>B>C
A>B>C
B>C>A
B>C>A
B>C>A
C>A>B
と意見が分かれたとき、決選投票の結果Aとなるが、もっとも行きたくない都市1位もAとなる。
ということで、僕は、投票も多数決も合議制も、大嫌いです( ゚_ ゚ )
偉い人が決めればいい。
…それって共産主義国家みたいじゃん!って?(汗