人の運営見て我が振り直せ( ゚- ゚)
…最近また、大量にアプリ(モバゲやネイティブ)を遊びまくってます。
社内で、「良いアプリや施策を見つけたら一行の文章でいいから共有しよう」と、言い始めたいのでそのネタ集めにいそしんでいるのですが…
どうもパッとしたものが無い。
新しいものは出てきてない。
カードバトルは何も進化してこない。
パズドラ的作り(カジュアルゲー+合成デッキガチャ)は劣化コピーばかり。
運営のほうを見てみると…
久しぶりにカムバックして、貰えたものが1/3回復3個。
それもらっても、よし、続けよう!という気にならないです…。そもそも何故遊ばなくなったのか?そこに対策してもらわないと。
中小SAPが新しく投入したカードバトルを見てみると、まだ序盤だというのに1ミッションクリアするのに10歩かかる。
これはしんどい…。
イベントが始まってるようだけど、そのバナーのデザインが見たくない安売りページの入り口のようで、一瞬「??」とゲシュタルト崩壊を起こし(?)、押すのに躊躇してしまいました。
そしてイベントページの中身は、UIが、つまりテキストの量と色と配置、および画像・ボタンがゴチャゴチャして何が書いてあるか、理解しようとすると頭が痛くなってくる…。
今のデザイナーは「HTMLデザイン」とかの本一冊でも読んだことあるのかね??w
…もしかしてそんな認識は枯渇しているのかと思って「HTMLデザイン」でググったら最初に出てきたページが良かった。
デザインが苦手な人も分かる「デザインは全て意味がある」6つの要素
…ともかく、これらのアプリの開発者は何を考えてるの?と言いたくなってしまいました。
今さら、このご時世生半可なアプリで売れるわけが無いです。
とにかく、カードバトルらしきものをコピーして作れたから満足?
…そう思ったとき、ゲーム開発の企画を指導していた時によく指摘したことを思い出しました。
企画屋はアイデアを思いつきそのシステムを描いた時、次のように誤解しがちです。
どうしてそれを遊ばれるのか?
…そのシステムがあるから。
面白いと思ってもらえるか?
…そのシステムがあるから。
どう面白い?
…そのシステムがあるから。面白いと…私は思ったんですけど…。…。
…信じられないかもしれないけれど、実際にこう考えている企画は多いんです!!
企画や開発者が自分で作ったアイデアやシステムを愛してしまうあまりに、盲目的になってしまいがちです。
そして、「興味がそこから出発してしまう」ようです。
「面白い」のことを「自分にとってinteresting」になってしまい、「初めて触れるお客さまにとって」でもないし「fun」にも「surprise」にもなっていないことに気付かない。
やはり、他社のアプリをよく見て、批判的に考えて、自分のアプリを反省しなければならないな、と思います。
他社のアプリのデザイン、見せ方・UI、アイデア・システム、売り文句、運営・イベント、等々。
オマケに、こういう人も多いです。
企画者には
・ゼロからアイデアを出すか、何かからヒントを得て考えるタイプ(絶対指標)
・何かの改善で考えるタイプ(相対指標)
と2タイプありますが、今度は後者の場合。
どうしてそれを遊ばれるのか?
…競合の○○を改善したから。
面白いと思ってもらえるか?…競合の○○を改善したから。
この企画が他より優れている理由は?
…競合の○○を改善したから。
こういう人に「競合との比較抜きで説明して」と言うと、「そんなこと分かりません」と真顔で返されます( ゚- ゚)少しムッとした表情で。
ともかく、ヒットアプリを少し改善したものを作り始めても、市場は既に先に行っているか、飽きている可能性が高いでしょう。
コンシューマゲームがこの状態になり全体的に飽きられましたが、ソーシャルもうかうかしていたら同じような状態になると思う。
励まねば!